galicia.jp、スペイン北西部ガリシア地方紹介サイト

旅の7つ道具

旅の大抵のパターンはこんなです。

  1. 翌日行く街を決めたら、赤ミシュランを見てホテルから電話して予約。
  2. ホテルが取れたら移動手段を決める。RENFE駅かバスターミナルに行って時刻の確認と、チケットの手配。
  3. 移動。新しい町に着いたら、ホテルにチェックインした後、赤ミシュランのiマークマークとコンパスを頼りに観光案内所へ。
  4. 観光案内所についたら、まず市街地図をもらう。博物館のパンフや観光案内なども。係員が暇そうならお勧めスポットを訊ねる。
  5. 街を歩き回る。ホテルに着いたら翌日の算段(1に戻る)。

その1:赤ミシュラン

赤ミシュラン

日本で売っているスペインのガイドブックには、ガリシアの記述がほとんどありません。ほとんど役に立たない、と言えるでしょう。私が一番頼りにしているのは右写真のミシュラン・ガイドブックです。私は便宜上「赤ミシュラン」と呼んでいます(写真の左:1999年版、右:2003年版)。

残念ながら日本語のものはありませんが、スペイン語版のものを大きな書店やアマゾンで入手することができます。スペイン語版でも困ることはないと思います。

私はこの本で、(1) ホテルの予約を取ることと、(2) 観光案内所の場所を探すこと、(3) 電車の駅とバスターミナルを探すこと、をします。


 

その2:コンパス

コンパス

もう一つは、小型の方位磁針(コンパス)です。アウトドアショップに行くといろんなものが売っています。

知らない土地では、地図を頼りに歩くことが多いですが、何せ知らない土地ですから、方角が分からなくなります。そんなときは太陽の向きでおよその向きが分かるものですが、ガリシアは曇りがちな土地なので、太陽が出ているとは限りません。コンパスはあるほうがいいですよ。ホントに。私は方向音痴なので、とても助かっています。


 

その3:現地の観光地図

現地の観光地図

これは、事前に準備するものではなく、現地に行ってから調達する道具です。

たいていの都市では、観光案内所がありますので、ここで地図をもらうわけです。地図だけでなく、その都市の文化施設・レジャー施設などのパンフレットも揃っているので、その都市の情報を集めるには非常に好都合です。

観光案内所には担当の方が常駐しているので、町の見所について直接聞くこともできます。日本語ができる人はいないでしょうが、英語ならOKでしょう。都市によってはアンケートへの記入を求められます(どこから来たとか)。

さて、では観光案内所の場所をどのように知ればいいのか?


 

その4:観光案内所のiマーク

赤ミシュランのガイドブックで地図を見ましょう。下の地図は「La Coruña」のページです。真中からちょっと右にiマークのマークが見えますね。これが、観光案内所です。大きな観光都市だと街中に複数箇所あります。ときどき、赤ミシュランには書いてないところに観光案内所があることもあります。町についたら早速このマークを頼りに地図をもらいに行きます。

ミシュランの地図

スペインですので、観光案内所にもシエスタがあります。昼間に行くと閉まっています。立ち寄る時間には気をつけましょう。


 

その5:スティックのり
その6:ノート
その7:ペン

スティックのり

ノートとペンは普通にメモを取るためのものです。旅行前にやりたいことや行きたいところの情報をメモにしておきます。あとは実際の旅行で感じたことを日記のように書いていきます。

スティックのりがお勧めなのは、レシートやチケットなど、バラバラになりがちなものをその日のウチにノートに貼り付け、添え書きをして記録するためのものです。

以前の一人旅のときにMadridで強盗に遭ったときは、金銭の損失以上に、このノートが盗られたことが一番残念でした。「お金はあげるから、ノートは返して~」と思っても、返って来ませんでした(泣)。